平均を求める関数
Excel
Excelで平均を求めるのはもちろんAverage関数です。これに対して、トリム平均はTRIMMEAN関数を使います。
TRIMMEAN(配列, 割合)
図では、10個のデータにTRIMMEAN関数を適用していますが、割合は20%としてはじめて、上下10%が除かれることが分かります。上下20%ずつ、つまり上位2つと下位2つを取り除く場合は、割合を40%にする必要があります。
Pyton
Pytonで平均を求める時は、statistics モジュールのmean関数を使います。ただし、statisticsモジュールは統計の基本的な機能しか含まれていないため、トリム平均はできないようです。
from statistics import mean x = [-100, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 500, 1000] mean(x)
トリム平均を使うためには、SciPyパッケージ、statsモジュールの中のtrim_mean関数を使います。
scipy.stats.trim_mean(a, proportiontocut, axis=0)
となっていて proportiontocut,は10%で上下10%つまり、データが10この場合上下1つずつの値が除かれます。このあたり、excelと考え方が異なるので注意が必要です。
from scipy import stats x = [-100, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 500, 1000] stats.trim_mean(x, 0.1)
Julia
JuliaではStatisticsモジュールを使用します。
using Statistics x = [-100, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 500, 1000] mean(x)
トリム平均はまだみつけることができません。